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科目別に見る勉強法のポイント

前のページでは、宅建試験に独学で挑戦する受験生のためのヒントとして、学習計画の立て方と教材の選び方についてアドバイスさせていただきましたが、本ページではもう一歩踏み込んで、科目ごとの勉強法のポイントを簡単にご紹介したいと思います。

宅建試験の出題範囲は全部で7分野からなるのですが、その内容を整理すると「宅建業法」「権利関係」「法令上の制限」「その他の法令」の4つに分類することができます。

このなかで、宅建試験の受験勉強においてもっとも重要なのは「宅建業法」です。宅建試験全50問のうち、「宅建業法」からの出題が20問にも及ぶことからも、そのことは明らかでしょう。
「宅建業法」は暗記科目です。なので勉強法のポイントも、いかに確実かつ効率的に覚えるかにあります。似たような制度や用語なども多いので、混同してしまわないように、それぞれの違いを比較しながら覚えるのがコツです。

次に出題数が多いのは「権利関係」です。こちらは全50問中14問が出題されます。
そんな「権利関係」の勉強法のポイントは的を絞ること。「権利関係」では民法を中心に学習するのですが、民法の条文数は1000を超えるため、そのすべてを覚えることは到底できません。なので「意思表示」「代理」「物権の異動」「抵当権」「賃貸借」「相続」といった頻出箇所に絞って学習することが大事になってきます。

「法令上の制限」も「宅建業法」科目同様に暗記科目です。ただし「宅建業法」がひとつの法律を学習するのに対して、「法令上の制限」では都市計画法、建築基準法、国土利用計画法、農地法、宅地造成等規制法、土地区画整理法といった複数の法律を学習します。
一見たいへんそうに思えますが、学習の幅が広いぶん、ひとつひとつの法律で問われる知識は浅いものになっています。満点を目指すことも決して不可能ではないので、ぜひ得点源にしましょう。

「その他の法令」では、具体的に「土地・建物」「税」「需給の概要・取引の実務」「価格の評定」について学びます。それぞれの配点はあまり大きくないので、むしろ先に取り上げた主要3科目により多くの学習時間を割くのが、勉強法としては得策です。


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宅建の通学講座VS通信講座 ~合格できる講座はどれ?~